昨年初めに能登を大地震が襲いました。
いつやってくるかわからない自然災害。備えは常にしておきたいものです。
今回は東日本大震災で被災した私が、猫用の防災グッズをご紹介します。
フード・食器
フードの備蓄は少なくとも5日分、できれば7日以上の備蓄が推奨されています。
フードの備蓄はできていても、猫の分のお水を忘れている方もいるでしょう。
フードからとれる水分が少ないため、お水の用意も必須です。
ドライフードは総合栄養食、レトルトはパウチで揃えましょう。
缶詰だとごみの処理が大変です。
ストレスに弱い猫のために大好きなおやつも用意してあると尚可です。
フードの好き嫌いがなければこのような個包装があると便利です。
持病をお持ちの猫ちゃんには薬や療養食の準備をお忘れなく。
試供品でもらったフードも結構重宝します。
猫砂・トイレ
猫は本来、外の砂場などでトイレできる生き物です。
ただ室内外で外でトイレをしたことがない子には、急にトイレを変えるのはストレスがかかります。
なかには我慢して病気になってしまう子も。
そうならないよう、せめて使用済みの猫砂を用意しておきましょう。
自分のニオイのついた砂はとても重宝します。
段ボールに新聞紙を細かく刻んで、砂をかければあっという間に簡易的なトイレの完成です。
災害時の支給品は人間用のものが最優先。
ペット用品が届くのは難しい。いざというときの対処の仕方は覚えておきたいものです。
キャリーバッグ・タオル
猫には自分だけの空間が必要。
東日本大震災の時は避難所にペットがいられないため、ペットと一緒に車内で生活していた人が多くいました。
車内の生活は猫にとっても大きなストレスです。
キャリーバッグにニオイの染みついたタオルや毛布を入れてあげ、ペットのお部屋を作るようにしましょう。キャリーバッグを包み込むようにタオルをかければさらに落ち着ける空間になりますよ。
迷子情報
急な災害時。
臆病な猫は何かの拍子に飛び出して迷子になってしまうこともあります。
そうならないために、事前に首輪などに連絡先を書いておいたり、マイクロチップの情報をこまめに更新したりすることが必要です。最近ではGPSで探せるグッズも多くあります。
猫と飼い主が一緒に写った写真は飼い主特定の決め手になります。
写真もたくさん用意しておきましょう。
ケアグッズ
優先度は低くなりますが、おもちゃ・ブラシ・爪切りも用意してあると良いです。
おもちゃは猫のストレスケアになりますし、爪や毛並みを整えておくことで健康ケアができます。
ただ、災害時は持ち出さなければならない防災グッズがたくさん。
家族の人数が多いほど必要なものも増えていきます。
ケアグッズは持ち出せる余裕があるときは準備してあげましょう。
まとめ
今回はいつ起こるかわからない、災害の備えとして猫用防災グッズをご紹介してきました。
災害時は自分の命を守ることが最優先。それでもペットは家族です。
震災後のストレスなどが原因で体調を崩すのは人も猫も同じ。
災害で助かった命を二次災害(ストレス等による、体調悪化)で失うのは辛いもの。
備えあれば憂いなし。今のうちから備えを確認しておきたいですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント